ヴァンキーカップ香川H30.8.5

なんと香川でも大会をやることが決定しました。

ヴァンキーカップ in 香川大会

【日程】2018年8月5日(日)
【時間】開場 9:10〜 受付 9:20〜 開会式 9:55〜 16:30終了予定
【場所】ヴィスポことひら
【募集】8チーム(大人ミックス・ミニバス)
【参加費】2500円/人(6人以上のチームであること)
【試合数】最低3試合保証 
【試合形式】5人制

2017-03-27-14-26-03


「僕も地元でヴァンキーカップやりたいです」



昨年末からヴァンキーカップを手伝うようになってくれたスタッフ。
手伝ってくれるたびにいろんな気持ちが芽生えたみたい。
香川出身で高学歴、過去の職歴もいうことない。

ただ、今まで自分で0から作り上げたことがない。
自信をもってこれは俺がやったんだ!って言い切れるものがない。

これが彼のコンプレックス。

僕からしたら羨ましい限り。
僕は学歴も悪いし、今は言うならば無職ですからね。

スタッフ

そんな彼が自分でやりたいと言ったこと。
それが、地元でヴァンキーカップを開催したいってこと。

なかなかそういう事を言うとは思ってなかったので、驚いた。

「そんなに簡単なことちゃうねんで?」って話もしましたが、「やりたいです!」の一点張りだった。

実際のところ、僕もわかってるんですよ。
地元の友達が「協力したるよ!」って言ってくれてたとしても、実際に協力してくれるのはグッと減るんです。
新しい事を始めるってそういうことなんですよね。
だから難しいだろうなぁ〜と思っていました。

それでもやりたいと。

「それなら自分で体育館予約してみたら?」と課題を突きつけてみた。

香川大会

ずっと電話で対応してた彼。
そう簡単に体育館って取れないんですよね。
それも僕はわかってたので。

「たつをさん、電話したけど、体育館予約できませんでした」と返事があった。

うん、正直、やっぱりこの程度かって思ってしまった。

「体育館借りるってそう簡単じゃないんよ。どうやって確認したん?会いに行ったん?」
「えっ、電話しました」
「自分が体育館の館長で、わけのわからんやつから電話かかってきて、大会やりたいって言われて、どーぞ!って言う?」
「そうですね」


それからやっと彼は地元に帰って、足を運ぶことにしたみたいです。

香川大会

「なんで予約できなかったのに、体育館に行けって言ったかわかる?体育館を借りるってことは最低でも1年前から動かないとダメ!だからほんまにやりたいんやったらご挨拶しておいで」


そう伝えました。

その後彼は、高松駅から写真を送ってきました。
「今から体育館周りをしてきます」

体育館を借りるってね、数時間を借りるってなると比較的簡単に借りれたりするんですが、大会をやる規模で長い時間、もしくはほぼ1日借りるってなるとそう簡単にはいかないんですよね。
だからこそ、1年前から動くって大切なことなんです。


香川大会

そこから彼は車で100kmくらいあっちへこっちへ走り回ったみたい。
とにかく、香川県内の体育館に飛び込みで営業。

もちろんのことながら、予約はできることなく、すべて玉砕。
お偉い人がお話を聞いてくれたならまだマシ。
受付の時点で断られるケースも多々。

香川大会

その日の夜、また電話があった。
「やっぱり全部、ダメでした。どうしたらいいですか?」

そりゃそうですよね、電話でダメで顔を合わせに行っていけるはずがない。

僕は言いました。
「また明日行ったら?」

結構、鬼ですよね、この回答。

結局のところ、“想い”なんですよね。
想いを伝えるって難しいことだし、とにかく何度も足を運ぶこと。
それしかないからね。

それから翌日も彼は同じ体育館も含めて回ったそうです。

香川大会

翌日、やっぱりダメだったみたいで、着信がありましたが、僕は取れませんでした。

そして、大阪に帰ってきて、数日後、「たつをさん!体育館から電話があって、予定していた予約がキャンセルがあって貸してくれることになりました」と連絡があった。

体育館取れた!
ちょっとびっくりしてしまった。

それから彼と打ち合わせをして、どうしていくか相談した。
「全部、自分でやらせてください!」と。
僕的に結構、心打たれた言葉。
まぁそうですよね、僕が手伝って成功させたら、結局、自分で成し遂げた気持ちは薄れますもんね。

「わかった!香川はまかせた!」って言うしかないですよね。

自分が主催の大会なんで、失敗は許されないけど、もうここまでしてくれた彼に全てを託した。
っていうか、例えチームが集まらなかったとしても、大成功と言わせる大会にしようと僕も腹をくくった瞬間でした。

香川大会

それから彼はすぐ香川に行って、館長にご挨拶に行きました。
やっと館長と話せたみたい。

改めて事情を説明して開催を決定してきました。

僕的には、かなり我慢ですよ。
こういう場合ってすぐ飛んで行ってご挨拶するタイプなので。
グッと我慢。

香川大会

体育館の下見もしてきたみたい。
僕も行きたいけど、グッと我慢。
音響とかのコンセントの確認とか物品の確認、お客さんの待機場所や動線。
とにかく確認したいことがたくさんですが、ぐっと我慢。

もうどんなことがあってもなんとかしてやると僕も覚悟ですよね。

香川大会

そんな彼がやると決意を決めた、このヴァンキーカップ in 香川。
予想通り、チームを集めるのが大変みたい。
当然のことながら、協賛してくれる企業さんもなし。

手伝いたい手伝いたい!

今は僕にできることを必死に考えています。
もちろん、大会当日はアクセル全開パワーで頑張るし、大会後はフルスロットルでご挨拶に行くつもりです。

香川大会

まだ彼は実感ないと思うけど、ここにだけ書いておきます。
大会一ヶ月を切ってチームが集まってなかったらきっと毎日吐きそうになります。
それが主催者の気持ちです。

でも、僕だって初めは4チームから始まったし、新しいことをはじめるってなるといろいろ苦情ばっかりになると思う。
誰かに相談しても「チームのメンバーが…」とか「料金が…」とかいろいろ断る理由を並べてくると思います。
軌道に乗るまではそんなものです。

はっきり言っておく!

そんな奴らは相手にするな!

僕は自信を持って言いますが、現在、僕の大会に出てくれてる人は、“想い”で動いてくれてる人ばっかりです。
“一緒にバスケを楽しみたい”って人ばっかりです。
ありがたいことにそんな人が集まってくれています。
そして、そんな人たちがチームを集めてくれています。

先にも言いましたが、“想い”はそう簡単に届きません。
だからチーム数が少なくてもいいやん!気にしたらあかん!
例えチーム数が少なかったとしても、俺にまかせとけ!絶対に楽しませたる!
その代わり、大会当日まで全力で彼には駆け抜けてほしい。

なぜ、僕がここにこんな書かなくてもいいことを書くかというと、きっと香川にも同じ想いで協力してくれる人が少なからずいるはずです!
そんな人に届けばいいなって思っています。


届くか、届かないかではなくて、届けようとすること!
それをしないと届かないですから。

大阪から参加してくれるチームがあるかもしれないし、友達の香川のチームを紹介してくれるかもしれないしね。
企業さんもそれなら応援するよ!って言ってくれる人もいるかもしれない。
ボランティアスタッフだって想いのある人が手伝ってくれるかもしれないし。

とにかく、大成功しますので、みなさま、ご参加いただければと思っています。

大会が終わったら、みんなで彼に「お疲れ様」じゃなくて「ありがとう」と言いましょうよ♪
だから最後まで頑張ろう!
たつをカップ 近畿大会

香川でも毎年恒例の大会にしたい!そんな気持ちでいっぱいです。
たくさんのチームが集まってみんなで楽しい時間が過ごせたらって思っています。

経験者もほどよく楽しめる、そして、初心者もこの大会なら出場できる!
この大会に出るために日々練習ができるような大会を目指しています。
ぜひともみなさま、ご参加よろしくお願いします!

エントリーはこちらから!

https://docs.google.com/forms/kagawa


大会に関する質問や、そのほかの問い合わせに関しては、以下、メールアドレスにメールをいただければお答えできるかと思います。
よろしくお願いします!

tatsuo0301@gmail.com

とにかく8月5日は大会が大成功するように、みんなで頑張りましょう!
例え参加チームが少なくても楽しい時間にしたいと思っています。


大会に関して、詳細はこちらのブログで更新していきます。
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